マグロはなぜ泳ぎ続けるのか?止まると窒息する驚異の呼吸と睡眠の真相

マグロはなぜ泳ぎ続けるのか?止まると窒息する驚異の呼吸と睡眠の真相について詳しく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

Q1:マグロは網に引っかかるとどれくらいで死んでしまいますか?
A1:定置網や刺し網に絡まって前進できなくなった場合、水温や個体のサイズにもよりますが、早ければ5〜10分程度で深刻な低酸素状態に陥り窒息死します。マグロ漁の延縄(はえなわ)漁でも、針にかかったマグロが泳ぐ自由を奪われると急速に衰弱するため、漁師は鮮度を保つべく迅速な引き揚げを行います。

Q2:カツオもマグロと同じように止まると死んでしまうのですか?
A2:カツオもマグロと同じサバ科に属する近縁種であり、同様にラム換水法を用いて呼吸しています。そのため、カツオも泳ぎを止めれば窒息死します。サバ科の高速回遊魚全般が、この高速巡航に特化した呼吸システムを共有しています。

Q3:水族館のマグロは夜間、照明が消えてもぶつからずに泳げるのですか?
A3:水族館の水槽は夜間でも完全な真っ暗闇にはせず、常夜灯や微弱な間接照明を灯しています。完全な暗黒にすると空間認識を失って衝突死するリスクが高まるためです。マグロは夜間、かすかな光と側線器(水流や水圧を感知する感覚器官)を頼りに、水槽の中央部をゆっくりと旋回しながら眠ります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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