法事は何回忌までやる?三十三回忌から七回忌へ激変する最新基準

法事は何回忌までやる?三十三回忌から七回忌へ激変する最新基準の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

各年忌法要が持つ意味と開催の時期、参列規模の推移を以下の年忌法要一覧表にまとめました。供養の計画を立てる際の参考にしてください。

法要の名称(年忌)詳細・時期(没後年数)一般的な基準・お布施相場編集部の見解・評価一周忌没後満1年
喪明けの最重要法要親族・知人を招く
相場:3万〜5万円欠かせない法要。親族を集めて会食を伴うケースが大半。三回忌没後満2年
ここまでは手厚く営む傾向近親者を中心に招致
相場:3万〜5万円一周忌に次ぐ節目。ここまでを広く親族を呼ぶ限界点とする家が多い。七回忌没後満6年
小規模化の分岐点同居家族のみが主流
相場:3万〜5万円近年ここで弔い上げとする世帯が急増。家族のみでの読経が標準に。十三回忌没後満12年
現代の実務的区切り直系家族のみ
相場:3万〜5万円(弔い上げ時5万〜10万円)寺院側も納得しやすい推奨ライン。弔い上げとして最も合意形成が容易。十七回忌〜二十七回忌没後満16年・22年・26年
省略される割合が高い個別読経または合同法要
相場:3万円前後他の先祖の法要とまとめて営む「併修(へいしゅう)」を選択する例が目立つ。三十三回忌没後満32年
歴史的・伝統的な弔い上げ本堂での大掛かりな読経
相場:5万〜10万円本家や旧家以外では実施率が低下。名実ともに供養の完結を意味する。

法事の回数や意味付けには宗派別の違いと決め方が存在します。例えば、真言宗や天台宗、曹洞宗、臨済宗などの諸宗派では、追善供養を重ねることで死者の徳を高めるという考え方が根底にあるため、回忌を重ねることが重んじられます。

一方、注目すべきは浄土真宗の法事回数の捉え方です。浄土真宗では「往生即成仏(亡くなると同時に阿弥陀如来の力によって極楽浄土へ生まれ成仏する)」の教義をとるため、遺族が善行を積んで故人を極楽へ送る「追善供養」という概念が本来存在しません。法事は故人を成仏させる儀式ではなく、遺族が仏法に出遇い感謝を捧げる場と定義されています。そのため、教理的には三十三回忌に固執する必要はなく、七回忌や十三回忌をもって法要に一区切りをつける相談にも柔軟に応じてくれる寺院が多く見られます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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