この木なんの木はハワイのどこ?閉園の真相とオアフ島現地の最新事情
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旅行コミュニティやSNS上で長年くすぶり続けているのが、「モアナルア・ガーデンは完全に閉園したのではないか」という疑問です。現地に足を運んだ観光客が門前払いを食らったという体験談や、Googleマップ上で一時的に「休業」表記がなされたことが発端となり、誤った情報が一気に拡散しました。しかし、この噂の真相は「完全な廃園」ではなく、「運営形態の劇的な構造変化」にありました。
もともとカメハメハ王家ゆかりの地であったモアナルア・ガーデンは、実業家サミュエル・ミルズ・デイモン氏の遺産管理団体から民間企業へと所有権が移転してきた完全な「私有地」です。かつては一般市民や日本人観光客に向けて完全無料で開放されていましたが、年間数十万人規模で押し寄せる観光客のゴミ問題や芝生の維持費高騰、さらには巨木の樹木医によるメンテナンス費用が重荷となり、2010年代半ばから有料化(当初は大人3ドル、のちに10ドル前後へ改定)へと舵を切りました。
決定打となったのは、世界的なパンデミックに伴う長期閉園措置です。観光客の激減を受けて園内施設の大規模な改修や管理体制の再構築が行われ、団体ツアーの入場制限や個人旅行者の受け入れ日時が厳格化されました。2026年現在、園内は特定の曜日や時間帯に限定した開園、あるいは事前予約や提携オプショナルツアー経由を中心とした受け入れ体制となっており、無計画に訪れた個人旅行者が「ゲートが閉まっていた」と勘違いして閉園説を流布したのが実情です。