「土俵の貴公子」元関脇・寺尾の壮絶な闘志と錣山部屋に息づく師弟の魂

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寺尾は、元関脇・鶴ヶ嶺を父に持つ相撲一家の三男として誕生しました。長男の鶴嶺山(十両)、次男の逆鉾(元関脇)、そして三男の寺尾は「井筒三兄弟」として角界の歴史にその名を刻んでいます。

四股名である「寺尾」は、彼が入門する直前に病で亡くなった最愛の母・節子さんの旧姓です。「母の名前を土俵に刻む」という強い覚悟を胸に土俵へ上がり続けたエピソードは、多くの相撲ファンの涙を誘いました。

また、寺尾といえば「角界きっての美形力士」としても広く親しまれました。若手時代から彫りの深い端正な顔立ちと引き締まった肉体美で女性層からの支持が凄まじく、女性誌のグラビアを飾るなど相撲界の枠を超えた人気を獲得。しかし、本人は容姿で注目されることに甘んじることなく、誰よりも泥まみれになって猛稽古に励み、実力でその名を轟かせていきました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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