眠くなったら寝る生活は正解か?睡眠専門医が明かす効果と体内時計の罠
眠くなったら寝る生活は正解か?睡眠専門医が明かす効果と体内時計の罠について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
Q1:眠くなるのを待っていたら深夜2時になってしまいました。翌朝は遅く起きて睡眠時間を確保すべきですか?
A1:いいえ、どれほど就寝が遅くなっても、翌朝は普段と同じ時刻に起きて太陽光を浴びてください。睡眠不足による一時的な眠気は生じますが、起床時間を固定することでその日の夜に強い睡眠圧(アデノシンの蓄積)が働き、翌晩の正常な入眠リズムを取り戻せます。
Q2:休日に平日の睡眠負債を一気に解消するため「寝だめ」をしても良いでしょうか?
A2:休日の寝坊は普段の起床時間プラス2時間以内にとどめてください。それ以上寝過ごすと体内時計が後ろへズレ込み、日曜の夜に眠れなくなる「休日不眠」や、月曜朝の重度のソーシャル・ジェットラグを引き起こす直接の原因になります。
Q3:寝る前にどうしても眠気が来ないとき、お酒(寝酒)を飲んで眠るのは有効ですか?
A3:睡眠医学において寝酒は厳禁です。アルコールは入眠を一時的に早めるものの、代謝産物であるアセトアルデヒドが交感神経を刺激し、睡眠後半の質を著しく低下させます。中途覚醒や早朝覚醒が増え、結果的に睡眠の質を大きく損ないます。