日本の蛇全種類と毒蛇の見分け方!マムシ・ヤマカガシ遭遇の対処法
日本の蛇全種類と毒蛇の見分け方!マムシ・ヤマカガシ遭遇の対処法を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
日本列島全体を見渡すと、陸棲蛇・ウミヘビ類・外来種を含めて約47種の蛇が確認されています。ただし、本州・四国・九州・北海道のいわゆる本土地域に限れば、野外で日常的に観察される野生の陸棲蛇は基本的に8種類に絞られます。
島国である日本は独自の進化を遂げた爬虫類の宝庫であり、日本固有種の蛇も数多く存在します。本土に生息する代表的な8種は、生態系の中でネズミの捕食者や猛禽類のエサとして極めて重要な位置を占めています。まずは本土8種と南西諸島の特殊な生態系を俯瞰する日本の蛇全種類一覧を押さえましょう。
本土8種の内訳は以下の通りです。
1. アオダイショウ(ナミヘビ科・無毒):本土最大種で樹上性・民家周辺にも定着。
2. シマヘビ(ナミヘビ科・無毒):4本の縦縞が特徴で足が速く気性が荒い。
3. ニホンマムシ(クサリヘビ科・有毒):出血毒を持つ日本を代表する毒蛇。
4. ヤマカガシ(ナミヘビ科・有毒):美しい赤と黒の斑紋を持ち、血液凝固阻止毒と頸腺毒の二重毒を保持。
5. ジムグリ(ナミヘビ科・無毒):日本固有種。地中や倒木の下を好み、赤褐色の体色と黒い腹部チェッカー模様が特徴。
6. ヒバカリ(ナミヘビ科・無毒):小型でおとなしく、首元に白い襟巻き状の斑紋がある。
7. シロマダラ(ナミヘビ科・無毒):夜行性で発見例が少なく「幻の蛇」と称される小型種。
8. タカチホヘビ(タカチホヘビ科・無毒):光沢のある鈍い鱗を持ち、湿潤な森林土壌に潜む原始的な種。
さらに南西諸島(奄美・沖縄など)には、本土とは隔絶された進化を遂げた大型毒蛇ホンハブ、ヒメハブ、サキシマハブ、ガラスヒバァなどが分布し、沿岸部にはエラブウミヘビをはじめとする強毒の海洋性ウミヘビが生息しています。都市部や房総半島など一部地域では、特定外来生物であるタイワンスジオなどの外来蛇の定着も環境問題として報告されています。