カンボジア特殊詐欺の全貌|シアヌークビル拠点の闇と最新手口を解剖
カンボジア特殊詐欺の全貌|シアヌークビル拠点の闇と最新手口を解剖にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
アジトの摘発によって多数のかけ子が逮捕される一方、捜査の最大の壁となってきたのが「主犯格・指示役の特定と身柄確保」です。現場で電話をかけていた日本人の多くは末端の使い捨て要員に過ぎず、組織の上層部は現地に姿を現さないか、厳重な警備に守られた別の拠点から暗号化通信を用いて指示を出していました。
警察庁はカンボジア内務省治安総局との捜査協力を急速に深化させ、専従捜査班の現地派遣を継続。主犯格クラスが利用するマネーロンダリング網の解明と、国際手配(赤手配書)を通じた追跡を進めています。
報道資料や捜査情報によれば、グループの頂点には国際的なマネーロンダラーや暴力団幹部が位置し、暗号資産(仮想通貨)や海外カジノのVIPルームを経由して資金洗浄を完了させていました。近年では拠点をカンボジアからミャンマー国境地帯やラオスなどのさらなる無法地帯へ分散・移転させる動き(拠点のマルチハブ化)が確認されており、警察当局による国境を跨いだ追跡が現在も続いています。