プロ野球選手はなぜ4月生まれが多い?早生まれ不利の真相と統計データ
プロ野球選手はなぜ4月生まれが多い?早生まれ不利の真相と統計データに関するポイントを丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
近年の会議におけるドラフト指名選手の誕生月傾向まとめを分析すると、カテゴリーによって顕著な変化が見られます。高校生ドラフトでは依然として4〜6月生まれが過半数を占める傾向が根強い一方、大学・社会人・独立リーグを経由した指名選手になると、誕生月の偏りは大幅に緩和されます。成人を迎える頃には肉体的な成長差がフラットになり、本来のポテンシャルが正当に評価されるためです。
一方、海を渡った米球界の事情はどうでしょうか。メジャーリーガー生年月日一覧詳細を調査すると、MLBでも同様の偏りは存在するものの、ピークとなる月が日本とは異なります。アメリカの青少年スポーツや学校の学年区切りは州やリーグによって「8月1日」や「1月1日」などに設定されていることが多く、その基準日直後に生まれた選手が圧倒的に多くなる傾向があります。さらにドミニカ共和国やベネズエラなど中南米出身選手の場合、契約年齢規定(16歳解禁)に合わせたスカウティングが行われるため、日本とは全く異なる誕生月分布を示します。
この事実は、生まれ月の有利・不利が遺伝や気候によるものではなく、あくまで「大人が定めた制度の区切り」によって人為的に生み出されたものであることを如実に物語っています。