なぜ体育のブルマは消滅したのか?知られざる導入の歴史と廃止の真相
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運動機能性を理由に定着した密着型ブルマでしたが、1980年代後半から1990年代にかけて深刻な社会問題へと発展します。廃止への決定打となったのは、過度な性的対象化とプライバシー侵害の深刻化でした。
思春期の女子生徒にとって、露出度が高く下着のラインが浮き出るデザインは強い精神的苦痛を伴うものでした。さらに1990年代初頭には、運動会や体育祭での女子生徒を標的にした小型カメラによる盗撮行為が横行。使用済み体操着が売買されるブルセラショップの社会問題化も重なり、生徒や保護者の危機感は限界に達しました。
「なぜ女子だけが恥ずかしい思いをして露出度の高い服を着なければならないのか」というジェンダー平等や人権意識の高まりも後押しし、学校指定への疑問と抗議の声が全国規模で巻き起こったのです。