磁石にくっつくものは鉄だけ?身近な金属の真相と仕組み完全解説
磁石にくっつくものは鉄だけ?身近な金属の真相と仕組み完全解説についての最新情報をご紹介します。
Q1:100円ショップのマグネットがくっつくプラスチック製品があるのはなぜですか?
A1:プラスチック自体は非磁性体ですが、製品の内部や裏側にスチールプレート(鉄板)が埋め込まれているためです。マグネットシートや磁石対応のプラスチックケースは、樹脂の中にフェライト粉末や鉄粉を練り込んで成形されています。
Q2:磁石にくっつかないステンレスを磁石にくっつくように加工することはできますか?
A2:オーステナイト系ステンレス(SUS304など)であれば、プレス機で強く曲げたり叩いたりして冷間加工を加えることで、組織がマルテンサイト変態を起こし、磁石が吸着するようになります。ただし、耐食性(サビにくさ)が若干低下する点には注意が必要です。
Q3:液体や気体で磁石にくっつくものは存在しますか?
A3:存在します。界面活性剤でコーティングした酸化鉄の微粒子を油や水に分散させた「磁性流体」は、磁石を近づけるとスパイク状に突起を作りながら吸着します。また、液体酸素も不対電子を持つため、強力な磁極の間に吸い寄せられる常磁性を示します。