指が6本ある有名人は実在する?秀吉の記録から芸能人の真相まで徹底検証
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多指症(手)や多趾症(足)は、決して極めて稀な奇病ではなく、先天性の四肢形態異常の中では最も頻度が高い疾患の一つです。
発生確率と分類
日本国内における多指症の発生頻度は、新生児およそ1000人に1〜2人の割合と報告されています。人種によって好発部位が異なり、日本人を含む東アジア人では親指側に過剰指が生じる「軸前性(橈側)多指症」が多く見られます。一方、黒人層では小指側に過剰指が生じる「軸後性(尺側)多指症」の頻度が高いことが統計的に確認されています。
主な原因と遺伝性
多指症が発生する原因の多くは、胎児期の手足が形成される初期段階(妊娠4〜8週頃)における細胞の分化プロセスの偏りによるものです。大半は突発的な散発例であり、明確な親からの遺伝ではありません。ただし、特定の遺伝子変異を伴う場合や、家族性に優性遺伝するケースも一部存在します。
現在の治療と手術時期
現代の小児整形外科・形成外科では、手先の細かな運動機能が発達し始める生後10ヶ月〜1歳半前後に手術を行うのが一般的です。単に余分な指を切除するだけでなく、骨の配列を整え、靭帯や腱、筋肉を再建することで、成長後も日常生活やスポーツに全く支障のない自然な手の機能を獲得できるようになっています。