アスリートの体脂肪率の真実!競技別データと極限の健康リスク

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陸上長距離やマラソン選手の体脂肪率は、男子で5〜7%、女子でも12〜14%という驚異的な数値を示します。長距離ランナーがここまで身体を削り込む背景には、重力と運動力学の冷徹な法則が存在します。

フルマラソンでは約4万歩のステップを踏むとされますが、体重が1kg増えるだけで、1歩ごとに膝や足首にかかる衝撃は数kg単位で増大します。余分な体脂肪を1kg削ることは、42.195km全体で数十トンもの負荷を肉体から取り除くことと同義です。これがマラソン選手の体脂肪率が低い理由の物理的根拠です。

ただし、現場で重視される指標は単なる体重ではありません。近年、バイオメカニクス分野で決定打とされているのが「アスリートの除脂肪体重(LBM: Lean Body Mass)」です。除脂肪体重とは、体重から脂肪量を差し引いた骨、内臓、筋肉の総重量を指します。

脂肪を削っても、同時に除脂肪体重(特に骨格筋量)が減少してしまえば、単位体重あたりの酸素運搬能力や推進力はガタ落ちします。世界記録レベルのマラソン選手は、体脂肪だけを極限まで落としつつ、大臀筋やハムストリングス、体幹深層筋の筋容積をミリ単位で維持し続けています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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