除草剤をまく時期は春と秋!雨上がりの散布で効果が劇的変化する真相
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除草剤には大きく分けて「粒剤(土壌処理型)」と「液剤(茎葉処理型)」の2種類が存在し、双方は散布すべき時期も目的も180度異なります。ここを取り違えていることが、一般家庭における失敗の8割を占めています。
粒剤は、土壌の表面に数ミリの「処理層(薬剤のバリア)」を形成し、種子の発芽や発芽直後の根からの養分吸収を阻害する薬剤です。したがって、雑草が目に見えない状態の「春先(2〜4月)」や、秋口の「種子が落ちる前(9〜10月)」に散布しなければ全く意味をなしません。持続期間は3ヶ月から最長6ヶ月に及びます。
一方の液剤は、すでに生え揃っている緑の葉や茎に付着させ、気孔や表皮から成分を吸わせて植物全体を枯死させる薬剤です。草が生えていない更地に液剤を散布しても、土壌に落ちた成分は微生物によって素早く分解・不活性化されるため、予防効果は得られません。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価粒剤(土壌処理型)散布適期:2〜4月、9〜10月
枯れるまでの日数:7〜14日
持続効果:約3〜6ヶ月雑草発生前〜草丈5cm以下
散布量目安:20〜40g/㎡「予防」に特化。春先と秋口の年2回散布をルーティン化することで年間を通じた完全防除が可能。液剤(速効型・接触型)散布適期:5〜8月(生育盛期)
枯れるまでの日数:2〜3日
持続効果:なし(再発生あり)ペラルゴン酸系・グルホシネート系等
希釈または原液ストレート目に見える地上部を即座に消し去りたい来客前などに最適。ただし根が残るため単体での根本根絶は困難。液剤(根まで枯らす移行型)散布適期:4〜10月(晴天時)
枯れるまでの日数:10〜21日
持続効果:なし(生えた草のみ)グリホサート系(ラウンドアップ等)
展葉期〜開花前葉から吸収され成長点や地下茎へ移行。時間はかかるが厄介な多年生雑草を地下から全滅させる最終兵器。芝生用除草剤(選択性)散布適期:2〜3月(土壌処理)
および5〜6月(茎葉処理)
枯れる日数:14〜28日日本芝(高麗芝等)専用規格
薬害防止のため薬量厳守時期と希釈倍率を1度でも誤ると芝生ごと全滅するリスク。芝の休眠期と雑草の萌芽期の見極めが必須。