旧暦1月はいつ?睦月の由来と真冬に「迎春」と呼ぶ理由を徹底解説
旧暦1月はいつ?睦月の由来と真冬に「迎春」と呼ぶ理由を徹底解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。
Q1:旧暦1月1日は毎年必ず立春と同じ日になるのですか?
A1:必ずしも同じ日にはなりません。旧暦1月1日は「新月(朔)」の日と決まっており、立春(太陽黄経315度の日)とは計算基準が異なるためです。年によって立春より前に旧正月が来る年(年内立春)もあれば、旧正月の後に立春が来る年(新年立春)もあります。
Q2:和風月名の「睦月」は新暦の1月に使っても間違いではないのですか?
A2:間違いではありません。現代の日本語表現やカレンダー表記において、新暦1月の雅名・別称として「睦月」を使うことは広く定着しています。ただし、本来の言葉が生まれた背景には「2月中旬頃の初春の温もり」があったという歴史的経緯を知っておくと、より風情を深く味わえます。
Q3:なぜ明治時代に日本は旧暦から新暦へ急遽変更したのですか?
A3:表向きは欧米列強と国際基準を合わせる近代化政策の一環でしたが、当時の明治政府の財政難も大きな要因でした。明治6年は旧暦のままだと閏月が入り「1年が13ヶ月」になる年だったため、新暦に切り替えることで官吏への月給支払いを1回分削減し、財政支出を抑える狙いがあったとされています。