赤と青を混ぜると何色?絵の具と光で結果が激変する驚きの科学

赤と青を混ぜると何色?絵の具と光で結果が激変する驚きの科学とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

混色を学ぶ上で欠かせないもう一つの疑問が、「赤と青と黄色をすべて混ぜ合わせると何色になるのか」という点です。

結論から言うと、減法混色において赤・青・黄色(またはシアン・マゼンタ・イエロー)を等量で混ぜ合わせると、理論上は「黒(ブラック)」、現実の絵の具では「濃い茶褐色(泥のようなダークグレー・暗黒色)」になります。

これは、3つの色が光の三原色波長(赤・緑・青)をすべて相互に吸収し尽くしてしまうためです。物質に当たった可視光線のほとんどが跳ね返ってこなくなるため、人間の網膜には「光が存在しない=暗黒」として知覚されます。カラープリンターがシアン・マゼンタ・イエロー・ブラック(CMYK)の4色インクを採用しているのもこの原理に基づいています。

ただし、絵の具の顔料には化学的な不純物や粒子サイズのばらつきがあるため、完全な漆黒を作ることは困難です。絵画において自然な「影の色」や「深みのある黒」を作りたい場合、チューブの黒をそのまま塗るのではなく、あえて赤・青・黄(あるいは補色同士)を混色して複雑なニュアンスを持った暗色を作る技法が重用されています。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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