流水だけは危険?ブロッコリーの虫と汚れを落とすプロの洗い方
流水だけは危険?ブロッコリーの虫と汚れを落とすプロの洗い方についての真相をお届けします。
農林水産省が指定野菜に追加したことで、流通量も消費頻度もさらに一段上がったブロッコリー。しかし、消費者を長年悩ませてきたのがその独特な形状だ。びっしりと詰まったあの緑の塊は、ひとつひとつが開花前の小さな花の蕾(つぼみ)の集合体である。
アブラナ科野菜特有の性質として、蕾の表面は「ブルーム」と呼ばれる天然のワックス成分で覆われている。農業・食品産業技術総合研究機構などの知見でも明らかなように、この油分膜は雨や乾燥から身を守る植物の自己防衛機能だ。しかし調理の場においては、これが強力な撥水シールドとして作用する。上から水を注いでも玉となって滑り落ち、奥に潜むホコリや極小の虫まで届かないのはこのためだ。