縮毛矯正とブリーチは両立可能?プロが明かす失敗リスクと正しい順番

縮毛矯正とブリーチは両立可能?プロが明かす失敗リスクと正しい順番の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

どうしても両方を実現したい場合、気になるのが「縮毛矯正とブリーチ、どっちが先なのか」という疑問です。毛髪科学および美容師の現場において、答えは明確に定まっています。基本方針は「縮毛矯正が先、ブリーチが後」です。

なぜこの順番でなければならないのか。理由は極めてシンプルで、ブリーチ後の極度に脆くなった髪にアイロンの高熱プレスと還元剤を当てるリスクよりも、縮毛矯正で髪の構造を整え終えた段階でブリーチを施すほうが、薬剤の暴走による断毛事故をコントロールしやすいためです。また、先にヘアカラーやブリーチを行ってから縮毛矯正をかけると、矯正剤に含まれる還元剤やアルカリ、アイロン熱の作用によって、色素が一気に分解され極端な退色や濁った変色を引き起こしてしまいます。

さらに見落とされがちなのが、施術と施術の間に空けるべき「期間と間隔」です。縮毛矯正を終えた直後の毛髪は、内部の結合がまだ完全に固定化されておらず、非常に不安定な状態にあります。ここで焦ってすぐにブリーチを重ねてしまうと、再結合が破壊され、ストレートの形状が崩れるだけでなく深刻なダメージを負います。現場の検証データでは、髪が空気中の酸素に触れて安定した「等電点(pH4.5〜5.5)」へ戻るまで、最低でも3週間から1ヶ月、理想を言えば2ヶ月程度のインターバルを設けることが推奨されています。

言うまでもありませんが、1日の来店で両方を一気に済ませる「縮毛矯正とブリーチの同日施術」は言語道断です。頭皮と毛髪にかかる急激な負荷は許容量を遥かに超えており、取り返しのつかない破綻を招く引き金となります。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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