家の中の小さいアリはなぜ出る?巣ごと全滅させる決定打と正しい駆除法
家の中の小さいアリはなぜ出る?巣ごと全滅させる決定打と正しい駆除法とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
小さいアリを根絶するための唯一にして最大の決定打が、毒餌(ベイト剤)を用いた連鎖駆除です。アリにはエサを胃に蓄えて巣に持ち帰り、口移しで女王アリや幼虫に分け与える「栄養交換(トロファラキシー)」の習性があります。これを利用し、遅効性の薬剤を行き渡らせて巣全体を機能不全に追い込みます。
ベイト剤の中でも特に評価が高いのが、ロングセラーの液状殺虫剤「アリメツ」や、ゼリー状・顆粒状のベイト剤です。ヒメアリやイエヒメアリのように体が極めて小さい種は、固形タイプの粒を運べないことが多いため、液体タイプやジェルタイプのベイト剤を選ぶのが成功のポイントです。
設置時の注意点として、毒餌の周りにある他の食品やゴミを徹底的に掃除し、アリの選択肢を毒餌だけに絞り込む必要があります。また、薬剤を置いた直後にアリが群がってきても、決して触ったり殺虫剤をかけたりせず、十分な量を巣へ持ち帰らせるために2〜3日間は静観する忍耐が求められます。