理学療法士の年収は本当に低い?2026年最新の手取りと昇給の限界、稼ぐ脱出策

理学療法士の年収は本当に低い?2026年最新の手取りと昇給の限界、稼ぐ脱出策に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

インターネット上では極端な論調が目立ちます。給与事情に関する代表的な2つの誤解を検証し、事実を整理します。

誤解1:「理学療法士は供給過多で就職難に陥っている」

厚生労働省の需給推計などに基づき、「養成校の乱立でPT余りが起き、給与が暴落する」という言説が定着しています。資格保持者の急増は紛れもない事実ですが、現場の実態は「就職難」ではありません。急性期病棟や都市部の超人気公立病院などを除けば、多くの回復期病院、訪問看護、老健施設では依然として深刻なセラピスト不足が続いています。採用倍率が高くて就職できないのではなく、「人が足りていても制度上、高い給与を払えない」というのが正しい現状認識です。

誤解2:「チーフや科長に昇進すれば年収700万に届く」

役職に就けば高年収が得られるという認識も、一般的な民間病院では幻想に近いと言わざるを得ません。リハビリテーション科のチーフ・主任クラスで支給される役職手当の相場は月額1万〜3万円、科長・技士長クラスでも月額3万〜5万円程度が相場です。管理職になれば残業代が支給対象外となる施設も多く、結果として「主任時代より責任だけが増えて手取りが減った」という逆転現象すら報告されています。管理職ルートで年収600万円以上を狙うには、リハビリ部門のトップを超えて「事務長」や「副院長」といった病院経営中枢への参画が必要です。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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