秘境の秘湯「天狗の湯」混浴の真相と2026年最新の利用実態を総力取材

秘境の秘湯「天狗の湯」混浴の真相と2026年最新の利用実態を総力取材にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

那須連峰の深い原生林に囲まれた谷底に位置する北温泉は、開湯から約1200年、天狗が湯を発見したという伝説に由来する歴史深い湯治場です。その中核をなす「天狗の湯」の扉を開けると、湯煙の奥から現れる巨大な木彫りの天狗面が視界に飛び込んできます。縦約2メートルにも及ぶこの面は、ただの装飾ではなく、古くから修験者や湯治客が無病息災を祈願してきた信仰の象徴でもあります。

映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地として阿部寛氏演じる古代ローマ人が姿を現したシーンは記憶に新しく、映画公開以降は聖地巡礼の若者や外国人観光客の姿も目立つようになりました。しかし、この場所の本質は江戸・明治・昭和の建物が継ぎ足された迷宮のような木造建築と、加水・加温を一切行わない純度100%の自噴かけ流し温泉にあります。

最大の関心事である「混浴」の真相について、現地宿泊者の証言や施設案内を検証すると、天狗の湯の内風呂は現在も男女混浴の伝統を守り続けています。脱衣所は男女別に入り口が分かれているものの、浴室自体は仕切りのないワンフロアです。かつてのような「暗黙の了解」に頼るだけでなく、現在ではトラブル防止の注意喚起が徹底され、後述する女性専用の時間帯や別棟の女性専用露天風呂との棲み分けが進んでいます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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