「例のプール」の正体とは?新宿にある聖地の現在と料金を徹底解剖

「例のプール」の正体とは?新宿にある聖地の現在と料金を徹底解剖とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

単なるひとつの撮影用ハウススタジオが、なぜ国境や年代を越えて認知される社会現象となったのか。その発端となった元ネタは、2000年代中盤から後半にかけての成人向けビデオ(AV)業界における撮影事情にあります。

当時、都内で「本物の水が張れる屋内プール付きの高級ペントハウス風ロケーション」は極めて希少でした。搬入動線の良さ、自然光が入る採光性の高さ、そして機材を配置しやすい手頃な広さを兼ね備えていた花園ルームは、多数の制作プロダクションに重宝され、短期間に膨大な本数の作品へ映り込むこととなりました。その結果、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などの掲示板上で「またあのプールか」「男なら一度は見たことがあるプール」と話題になり、「例のプール」という匿名性の高い呼称が自然発生的に定着したのです。

この知名度を決定づけたのは、サブカルチャーによる「逆輸入とパロディ」の連鎖でした。テレビ朝日系の特撮ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』や、TBS系ドラマ、日本テレビ系のバラエティ番組の再現VTRなど、全年齢向けの地上波放送でロケ地として登場した瞬間、SNS上では「お茶の間に例のプールが出ている」と爆発的なバズが発生しました。さらに、人気アニメ作品の背景美術や同人誌、大手模型メーカーをオマージュしたTシャツデザインなど、多種多様なメディアが意図的にこの場所を記号として引用したことで、大衆的な共通言語へと昇華していったのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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