ラクリマKojiが遺した美しきツインギターと未公開エピソード
ラクリマKojiが遺した美しきツインギターと未公開エピソードの注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
ヴィジュアル系という枠組みに収まりきらない音楽的深みをもたらしたのは、間違いなくHIROとkojiによる双璧のギターアプローチだ。歪みを効かせた重厚なテクニカルプレイを得意とするHIROに対し、kojiは空間系エフェクトを駆使したクリアで色彩豊かなフレーズを重ね合わせた。
二人の奏でるアンサンブルは、70年代から80年代のプログレッシブ・ロックやハードロックの要素を色濃く反映していた。左右に緻密に振り分けられたギタートラックは、ライブステージにおいても一発の狂いもなく再現され、観客を圧倒的な音の渦へと引き込んだのである。