神嘗祭とは何か?新嘗祭との違いと伊勢神宮の最重要祭事を徹底解説
神嘗祭とは何か?新嘗祭との違いと伊勢神宮の最重要祭事を徹底解説についての真相を徹底解説します。
多くの人が抱く「神嘗祭と新嘗祭は何が違うのか?」という疑問は、祭祀の対象者と執り行われる場所、そして「誰が新穀を口にするか」に着目すると明快に理解できます。
神嘗祭は、「神宮(伊勢神宮)において、天照大御神をはじめとする神々に新穀を奉る儀式」です。皇室の祖先神に対して収穫の感謝を伝える場であり、伊勢神宮を中心として皇居内(宮中三殿)の遥拝と連動して行われます。
一方の新嘗祭は、「宮中および全国の神社で、天皇ならびに国民が神と共に新穀を食す儀式」です。宮中において天皇陛下自らが新穀を神々に供え、自らもそれを食す「神人共食(しんじんきょうしょく)」の儀礼であり、皇居の神嘉殿(しんかでん)で深夜に及ぶ厳修がなされます。神嘗祭で神々に初穂を捧げた後でなければ、天皇陛下も新穀を口にすることはありません。