豊田商事事件の犯人は現在どうなった?刺殺犯の出所後と驚きの真相
豊田商事事件の犯人は現在どうなった?刺殺犯の出所後と驚きの真相とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
昭和犯罪史において類を見ない「衆人環視の殺人」を実行したのは、一体どのような人物だったのでしょうか。事件当時、大阪市北区天神橋の永野会長が住むマンション玄関前には、強制捜査直前の一撃を報じようと約30名以上の報道陣が詰めかけていました。
そこに突如現れたのが、自称右翼団体幹部を名乗る飯田篤郎(当時56歳)と、建築作業員の矢野正計(当時30歳/一部報道で矢野正八とも表記)の2人です。犯行直前、飯田は報道陣に向かって「おい、警察を呼べ。警察に頼まれたんや」「犯行を見とけ」と叫び、パイプ椅子でベランダの窓ガラスを叩き割って室内に侵入。部屋にいた永野会長に対し、旧日本軍の銃剣(銃剣・サバイバルナイフ)で全身13カ所を滅多刺しにしました。
犯行後、血まみれの凶器を手にした2人は悠然と部屋から現れ、「警察を呼べ。ワイが犯人や」と言い放ち、駆けつけた大阪府警天満警察署の捜査員に殺人未遂(のちに永野会長が搬送先で死亡したため殺人容疑)で現行犯逮捕されました。この一部始終は全国に生中継同然で報じられ、動かなくなった永野会長が運び出される瞬間を捉えた写真週刊誌『FOCUS』のグラビアは、当時の日本社会に凄まじいトラウマと衝撃を与えました。