なぜ100均サボテンは枯れる?プロが教える失敗しない育て方と植え替え術
なぜ100均サボテンは枯れる?プロが教える失敗しない育て方と植え替え術について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
日照不足の環境に置かれたサボテンは、光を求めて上へ上へとモヤシのように細長く伸びてしまいます。この現象を「徒長(とちょう)」と呼びます。一度細長く変形してしまった組織は、後から日光に当てても元の丸い形には戻りません。この状態を解消するための技術が、サボテン徒長対策と剪定(胴切り)です。
胴切りの手順は以下の通りです。
- エタノールや火で殺菌した清潔なカッターナイフを用意する。
- 徒長して細くなった部分と、健全な太い下部組織の境界線を水平にスパッと切り落とす。
- 中心の維管束(芯)の周囲の肉が乾燥時に窪むのを防ぐため、切り口の角を鉛筆を削るように面取りする。
- 切り口に殺菌剤(トップジンMペーストなど)を塗布するか、風通しの良い日陰で1〜2週間しっかり乾燥させる。
- 切り取った上部パーツも同様に切り口を乾燥させれば、新しい土の上に立てておくことで約1ヶ月で発根し、独立した株として再生(挿し木)可能です。
一方、水やり過多などで根元が腐った場合の100均サボテン根腐れ対処法は、迅速な「腐敗組織の切除」しかありません。変色した柔らかい部分が完全になくなり、断面に綺麗な緑色と白い維管束が現れるまで思い切って薄切り状に切り詰めます。わずかでも黒い腐敗組織が残っていると、そこから再び菌が全身に回り全滅します。切断後は1ヶ月ほど乾燥させ、新しい根が確認できてから土に植え付けます。