荷揚げ屋とは?きつい理由と高日給の裏側・怪我のリスクを徹底解明
荷揚げ屋とは?きつい理由と高日給の裏側・怪我のリスクを徹底解明とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
一般にはあまり聞き馴染みのない「荷揚げ屋」ですが、業界用語では揚重業(ようじゅうぎょう)や揚重工(ようじゅうこう)と呼ばれます。主な役割は、トラック等で現場に搬入された多種多様な重量建築資材を、施工箇所の各フロアや部屋まで迅速かつ正確に運び込むことです。
かつては施工を担当する大工や内装職人が自ら資材を運んでいましたが、分業化が進んだ現代の建築現場において、重量物の搬入作業は完全に独立した建築資材運搬の専門職として位置づけられています。職人が施工に専念できるよう、重労働を一手に引き受ける現場の要となる存在です。
扱う資材は現場の工種によって多岐にわたります:
- 内装資材:壁や天井の基材となる石膏ボード(1枚約14〜15kg)、軽量鉄骨(LGS・スタッドやランナー)、ケイカル板など
- 木造建築資材(上棟荷揚げ):柱や梁などの構造用集成材、合板、羽柄材など
- 設備・外装資材:配管パイプ、断熱材、ALCパネル、サイディング材など
特に大型マンションや商業施設の建設現場では、エレベーターが未開通の段階で階段を使って数千枚規模のボードを荷揚げすることもあり、並外れた筋力と持久力、そして効率的な搬入計画が求められます。