桐生ココの国際問題とは何だったのか?台湾炎上と卒業の真相を徹底検証

桐生ココの国際問題とは何だったのか?台湾炎上と卒業の真相を徹底検証について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

本件が単なるネット炎上で終わらなかった背景には、米Google社が設計したYouTubeの管理画面仕様と、中国のサイバー主権思想という根本的な不整合が存在していました。配信者は単に管理ツールに表示された客観データを読み上げたに過ぎず、そこに政治的な意図や挑発の動機は一切含まれていませんでした。

にもかかわらず、中国本土の巨大ネット掲示板「NGA」や「百度貼吧」などでは組織的なタスクフォースが結成されました。彼らはVPN(仮想プライベートネットワーク)を駆使して中国のネット検閲(グレートファイアウォール)を突破し、YouTubeのチャット欄を壊滅させるための専用攻撃ツールや自動投稿スクリプトを開発したのです。

2020年10月19日に桐生ココが配信へ復帰した際、チャット欄は目を覆うばかりの惨状を呈していました。意味をなさない長文のランダム文字列、名誉毀損に該当する罵詈雑言、さらには政治的スローガンの連投によって、一般視聴者のコメントが完全に埋没させられる事態が連日続きました。

これに対し、国内外のファンコミュニティは「RBI(Report・Block・Ignore=通報・ブロック・無視)」運動を展開。桐生ココ自身もチャット欄のメンバーシップ限定化(有料加入者のみの投稿制限)や、NGワードの緻密な登録、モデレーター(監視員)の強化といった多面的なスパム対策を講じました。しかし、自動化されたボットによる攻撃は彼女が卒業を迎える2021年7月まで約9カ月間にわたって執拗に継続し、配信者と運営側の双方に極めて重い精神的・技術的負荷を強いることとなりました。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest