マリオの土管はなぜ緑なのか?誕生秘話と知られざる裏設定の真相
マリオの土管はなぜ緑なのか?誕生秘話と知られざる裏設定の真相とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
画面の中のグラフィック記号だった土管は、現在では物理的な体験空間やライフスタイル商品へと拡張され、現実世界でも圧倒的な存在感を放っています。
その頂点と言えるのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」です。エリアへの入場口そのものが巨大な「ワープ土管」として構築されており、ゲストは自らの足で土管の中へと足を踏み入れます。内部は薄暗く、あの潜入効果音と光の演出が交錯し、通り抜けた瞬間に視界いっぱいにピーチ城とキノコ王国のパノラマが広がる構成になっています。この劇的な空間転換は、現実世界からゲーム世界へと脳の認知を切り替える見事なイマーシブ演出として、来場者アンケートでも常に絶賛を集めています。
エリア内にある公式フォトスポット「土管フォト・オポチュニティ」では、緑の土管から上半身を乗り出して記念撮影を行うための待機列が連日30分〜60分待ちを記録するなど、マリオになりきる体験価値は国内外のファンを惹きつけてやみません。
一方、トイや雑貨の領域でも土管は独自の進化を遂げています。任天堂とレゴグループが共同開発した『レゴ スーパーマリオ』では、スタート地点に配置される巨大な緑の土管が中核的なインターフェースとなっています。レゴマリオの足裏に搭載された光学センサーが土管内の特殊コードを読み取ることで、液晶ディスプレイに制限時間「60秒」のカウントダウンが起動し、ゲーム開始のファンファーレが鳴り響くという、デジタルとフィジカルを融合させた革新的な仕組みが組み込まれました。
さらにSNSを中心に爆発的なブームを巻き起こしたのが、「マリオの土管型ペット用ベッド(猫用ベッド)」です。円筒形のクッションベッドから猫がひょっこりと顔を出したり、中で丸まって眠ったりする姿が「まるで本物のパックンフラワーのようだ」とX(旧Twitter)やInstagramで拡散され、瞬く間に国内外のECサイトで品薄が続く定番ヒット商品となりました。ゲームのアイコンがペットの習性(狭い場所に潜り込みたい欲求)と完璧に合致した、稀有なプロダクト展開の成功例です。