持ってくるの英語はBringだけ?ネイティブが使い分ける決定的な真相
持ってくるの英語はBringだけ?ネイティブが使い分ける決定的な真相について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
Q1:「持っていく」と「持ってくる」が頭の中で混ざる時の最も簡単な判断基準は?
A1:会話をしている「相手の顔」を思い浮かべるのが最も確実だ。その物が「相手の手元・相手のいる空間」に向かって進んでいるなら、自分が持参する場合であってもbringを使う。逆に、相手から離れて「別の部屋」や「第三者のところ」へ向かうならtakeになる。「相手への接近=bring」「相手からの離脱=take」と覚えておくのが最も狂いのない基準だ。
Q2:レストランの「お持ち帰り」で「takeout」と言うのは間違い?
A2:決して間違いではない。アメリカの飲食店でも十分通じる表現だ。ただし、実際のカウンターでのやり取りでは「For here or to go?(店内ですか、お持ち帰りですか?)」という決まり文句で聞かれるため、「To go, please.」と答えるのが最も自然でスマートだ。イギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは「Take away, please.」が標準となる。
Q3:「連れてくる」にbringを使っても人間に対して失礼にならない?
A3:失礼には全く当たらない。英語のbringやtakeは、物体だけでなく友人、家族、同僚、ペットなど生命体に対してもごく自然に使われる表現だ。「Can I bring my colleague to the meeting?(同僚を会議に同席させてもいいですか?)」といったビジネス会話も日常茶飯事であり、人間をモノ扱いしているような響きは一切ない。
Q4:fetchはビジネスシーンで使っても問題ない?
A4:イギリス英語圏ではオフィスワークでも一般的に使われる。「I'll fetch the file from the archives.(書庫からファイルを取ってきます)」のように、別のフロアや部屋へ出向いて戻ってくる労力を表すのに極めて自然だ。ただし北米圏では、ビジネスメールなど改まった場では「go and get」や「retrieve(情報や物を取り出す・回収する)」といった表現が好まれるケースが多い。