モロー反射が強い原因とは?発達障害や点頭てんかんとの違いを解説

モロー反射が強い原因とは?発達障害や点頭てんかんとの違いを解説について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

親御さんが最も警戒し、見落としてはならない疾患が、乳児期特有の難治性てんかんである「ウエスト症候群(点頭てんかん)」です。Yahoo! JAPANの検索傾向や医療相談窓口でも、モロー反射とてんかん発作の識別に関する問い合わせは極めて高い関心を集めています。小児科医が現場で確認する鑑別の指標を、以下の客観的データ比較表に整理しました。

項目生理的モロー反射ウエスト症候群(点頭てんかん)良性乳児身震い発作・ジッターネス発症・好発月齢在胎中〜出生直後から存在生後3〜11ヶ月(生後4〜7ヶ月がピーク)新生児期〜生後6ヶ月前後誘因(きっかけ)音、光、体位変換、振動など明確な刺激あり何もない無刺激の状態で突然始まる興奮、寒さ、入眠時、体位移動動作の特徴両手をパッと外側に広げ、その後抱え込む頭を一瞬カクンと前屈させ、両手を前に突き出す手足や下顎が細かくブルブルと震える(手で触れると止まる)発生パターン単発、または刺激のたびに発生5〜40秒の間隔で規則的に反復(シリーズ形成)数秒間の小刻みな震えが単発で終わる精神発達・機嫌への影響正常に発達。あやすと笑い、視線も合うあやしても笑わなくなる、首すわりが消失する等の退行発達は極めて正常。意識障害も伴わない

ウエスト症候群の最も大きな臨床的特徴は、「静かな環境で何の刺激もないのに、一瞬お辞儀をするように頭を垂れたり手足を縮めたりする動作が、数秒から数十秒おきに何回も連続して起こる」という点です。モロー反射のように「刺激があってビクッとする」動作とは発現のメカニズムが根本から異なります。さらに、それまでできていた追視をしなくなったり、あやしても無表情になったりといった「発達の退行」が同時に見られる場合は、一刻も早い小児神経科での脳波検査が求められます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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