若島津の病気と倒れた真相|高田みづえが支えた壮絶リハビリと現在

若島津の病気と倒れた真相|高田みづえが支えた壮絶リハビリと現在の最新情報をお届けします。役立つ情報が満載です。

2021年冬から2022年初頭にかけて、「若島津が相撲界を去る」というニュースが報じられた際、ネット上では「病状が悪化して職務を続けられなくなったのではないか」という声が上がりました。しかし、この退職劇の真実は極めて規律正しい角界のルールに基づくものです。

日本相撲協会の協会員規則では、年寄名跡を持つ親方の停年(定年)は「満65歳」と厳格に定められています。若島津六男氏は1957年1月12日生まれ。すなわち、2022年1月の誕生日を迎えたことで正規の定年退職を迎えたというのが公式かつ揺るぎない理由です。

病気の後遺症を抱えながらも、親方は定年の直前まで部屋の師匠としての責任を全うしました。そして自らの定年に先立ち、2021年12月には元横綱・稀勢の里(荒磯親方)へ伝統ある「二所ノ関」の名跡を譲渡。強豪・早稲田大学大学院でスポーツマネジメントを学んだ稀勢の里に部屋の未来を託すという、角界の世代交代を極めて円滑に成し遂げたのです。

自らの意志で後継者を指名し、名門の看板を次の時代へと繋いだ引き際の鮮やかさは、闘病中であっても師匠としての矜持を失わなかった若島津の強い意志を物語っています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest