北海道の地震はどこが震源地?揺れの規模と津波・余震リスクを徹底解説
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北海道の地震活動を深く理解するためには、太平洋プレートが北米プレート(オホーツクプレート)の下に沈み込む千島海溝・日本海溝の存在と、島弧衝突帯に沿って南北に走る内陸活断層の2つの構造を把握しておく必要があります。公表されている地震調査研究推進本部のデータや活断層地図に基づき、各エリアの震源特性を体系的に整理しました。
震源エリア区分代表的な震源地・断層帯主な発生メカニズムと震源の深さ津波リスクと揺れの特徴道東・太平洋沖(千島海溝沿い)釧路沖、根室半島南東沖、十勝沖、色丹島沖プレート境界型/スラブ内地震
深さ:10km〜60km程度(一部深発あり)【津波警戒度:極めて高い】
M8〜9クラスの巨大地震リスク。長周期地震動が発生しやすい。道央・内陸直下型胆振地方中東部、石狩低地東縁断層帯、富良野断層帯地殻内浅部地震(内陸活断層)
深さ:10km〜40km程度【津波なし】
震源直上で局所的な極大震度(震度6強〜7)。大規模土砂崩れや液状化のリスク。道北・オホーツク海側宗谷北方沖、網走沖、サロベツ断層帯プレート内変形/浅発〜やや深発
深さ:10km〜150km【局所的な津波注意】
頻度は比較的低いが、サロベツ沿岸などでは強い揺れの履歴あり。道南・日本海〜噴火湾周辺北海道南西沖、渡島半島周辺、浦河沖日本海東縁変動帯/プレート沈み込み部
深さ:10km〜80km【日本海側は到達が極めて早い津波】
1993年北海道南西沖地震のように数分で巨大津波が襲来する危険性。
内閣府の有識者検討会が発表した被害想定では、千島海溝沿いでM9.3クラスの超巨大地震が発生した場合、沿岸部には最大20メートルを超える津波が押し寄せると試算されています。震源が海底である海溝型地震は広範囲にわたって長時間揺れが続く一方、内陸の直下型地震は前触れなく突き上げるような衝撃が発生するため、両者の特性の違いを念頭に置いた避難計画が求められます。