痛みを抑えて綺麗に完成!ニードルの正しいピアス開け方完全マニュアル

痛みを抑えて綺麗に完成!ニードルの正しいピアス開け方完全マニュアルの要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

セルフニードル経験者が口を揃えて「最も緊張し、最も失敗しやすい」と語るのが、ニードルを抜去しながらファーストピアスをホール内に引き込む「接続(トランスファー)」の工程です。針が無事に貫通した達成感から緊張が緩み、ここでピアスを取り落としてホールを塞いでしまうケースが後を絶ちません。

接続の王道:14Gニードル×16Gピアスの「すっぽり差し込み」

最も安全かつ初心者におすすめなのが、前述した1サイズ差を利用した接続法です。ニードルのシャフトが耳裏まで貫通し、針の太い根元まで通ったら、前方の刃先側ではなく「耳裏側に出ているニードルの中空穴(お尻部分)」に、ファーストピアスの先端を2〜3ミリ差し込みます。ピアスとニードルが完全に同軸上に合体した状態を指先で確認したら、耳前側からニードルの刃先を前方へゆっくり引っ張るか、あるいはピアス側を耳裏から押し込みます。ニードルが抜けると同時にピアスがホール内に自動的に誘導されるため、皮下組織でピアス先端が迷子になる失敗は物理的に発生しません。

同ゲージ接続の極意:バットトゥバット(突き当て)の力加減

14Gニードルに14Gピアス、あるいは16Gニードルに16Gピアスを接続する場合は、ニードル後端とピアスの先端を1ミリの隙間もなく完全に密着(Butt to Butt)させます。接続ポイントの周囲にもドルマイシン軟膏を微量塗布しておくと、移行部での引っかかりを防げます。

この際、「ニードルを引く力」と「ピアスを押す力」を常に50対50で拮抗させながら、一体の棒として動かすのがコツです。どちらか一方の力が抜けると、皮下の筋肉や軟骨の弾性によって接続面がズレてしまい、ピアスが組織に引っかかって停止します。

失敗原因と緊急時の対処法

万が一、接続が外れてピアスが入らなくなった場合、絶対にやってはいけないのが「見当違いの角度から力任せにピアスを突っ込むこと」です。内部に偽の内腔(偽道)を作ってしまい、皮下血腫や激しい炎症の原因になります。

  • 途中でピアスが止まった場合:直ちに清潔な綿棒にドルマイシン軟膏を取り、接続部に塗り広げます。深呼吸して全身の脱力を行い、開けたときの貫通角度を忠実に再現しながら、ごく微細な回転運動を与えつつ優しく前進させます。
  • 出血が止まらない場合:慌てずに清潔な滅菌ガーゼで患部を表裏から強く挟み込み、5〜10分間しっかりと「圧迫止血」を行います。血液の凝固作用により通常は数分で止まります。ピアスがすでに通っているなら、抜かずにそのまま圧迫してください。
池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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