聖隷クリストファー高校の現在!センバツ落選の真相と偏差値・評判
聖隷クリストファー高校の現在!センバツ落選の真相と偏差値・評判に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
高校野球の歴史において、2022年1月28日に発表された第94回選抜高校野球大会の出場校選考ほど、日本中に大きな疑問と憤りを巻き起こした事例はありません。聖隷クリストファー高校野球部は、前年秋の静岡県大会を制し、東海地区大会でも堂々の快進撃を披露。準決勝では三重県の強豪・津田学園を破り、決勝戦で同じ静岡の日大三島高校に3-6で敗れたものの、準優勝という堂々たる成績を収めました。
東海地区に割り当てられた一般選考枠は「2枠」。秋季地区大会の優勝校と準優勝校が選出されるのが長年の確立された慣例であり、誰もが聖隷クリストファー高校の春夏通じて初となる甲子園出場を確信していました。しかし、選考委員会が東海地区の2校目として読み上げたのは、準優勝の聖隷クリストファーではなく、準決勝で大敗を喫していた東海大会ベスト4の大垣日大高校(岐阜)でした。
なぜ、決勝まで勝ち上がった準優勝校が退けられ、4強止まりの学校が選出されたのか。選考委員会が開いた記者会見において、選考委員長は落選の決定的な理由として以下のような説明を行いました。
「勝敗の結果のみならず、試合内容やチームの総合力、個人の力量を重視した。大垣日大は個人の力量に勝り、投打のバランスが良い。一方の聖隷クリストファーは投手陣が複数で粘り強くつなぐ野球を展開したが、個人の力量という点において大垣日大が上回ると判断した」
この説明は、火に油を注ぐ結果となりました。秋季大会という公式戦のトーナメントにおいて、正規のルールに則って勝利を重ね、決勝の舞台まで進んだ結果が「個人の力量」という選考委員の主観的・感覚的な指標によって覆されたからです。守り勝つ全員野球、継投策で強豪を次々と撃破してきた聖隷クリストファーのプレースタイルを真っ向から否定するかのような選考理由は、高校野球の根幹である「勝負の公平性」を大きく揺るがしました。
落選の一報を受けた当時の記者会見で、聖隷クリストファーの指揮官である上村敏正監督は落胆の表情を浮かべながらも、「負けたのは自分たちの力不足。甲子園は逃したが、選手たちがやってきたことは間違っていなかったと誇りに思いたい」と気丈に選手たちを慮りました。しかし、涙を流す選手たちの姿が報じられると、SNS上や大手ネット掲示板(5chやYahoo!ニュースのコメント欄)は紛糾。「密室選考の限界」「高校生に勝利至上主義を戒める一方で、理不尽な主観評価を押し付けている」といった批判が殺到しました。さらにはメジャーリーガーのダルビッシュ有選手をはじめとするトップアスリートたちも疑問の声を上げ、衆議院の予算委員会でも取り上げられるなど、社会的事件へと発展したのです。