ヘリウムなしで浮くビニール袋風船!簡単工作と科学実験の裏ワザ
ヘリウムなしで浮くビニール袋風船!簡単工作と科学実験の裏ワザの要点や背景を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
熱気球とは全く異なるアプローチで「空中に浮遊し続けるマジック」を体感できるのが、静電気の同極反発を利用した静電気クラゲ実験です。小学校の自由研究テーマとしても絶大な人気を誇ります。
物質同士を摩擦すると、電子が一方から他方へ移動して双方が帯電します。ゴム風船と細く裂いたビニール袋(すずらんテープや極薄ポリ袋)を同じ素材(ティッシュペーパーやウール生地)で擦ると、両者が共にマイナスの静電気を帯びる状態が作られます。マイナス同士は磁石の同極のように強く反発し合う(クーロン力)ため、風船の上にクラゲ状のビニールを乗せると、まるで生きているかのように宙に浮き続けます。
【静電気クラゲを成功させる3大ステップ】
・ステップ1(クラゲの成形):荷造り用の平テープ(スズランテープ)を約15cmに切り、細かく裂いて片側を結び、タコ足状のクラゲを作ります。
・ステップ2(帯電作業):膨らませたゴム風船とクラゲを机の上に置き、乾いたティッシュペーパーでそれぞれ20回〜30回ほど一方向に素早く擦りつけます。
・ステップ3(浮遊操作):クラゲを空中にフワッと投げ上げ、帯電させた風船の側面を下から近づけると、目に見えない反発力でクラゲが浮遊し、風船を動かすことで空中コントロールが可能になります。
なお、静電気実験の成否を分ける最大の環境要因は「湿度」です。空調で湿度が40%以下に保たれた乾燥状態が理想であり、湿度の高い雨天時は水分を通じて電気が逃げてしまうため、エアコンの除湿機能やドライヤーの送風で空気を整えてから実施するのが確実な成功への近道です。