屋外鉄骨階段のサビ放置は崩落の危機!費用相場と延命の2026年最新策
屋外鉄骨階段のサビ放置は崩落の危機!費用相場と延命の2026年最新策に関する最新の話題を詳しく解説いたします。
一級建築士や鉄骨構造物の保全技術者が現場調査を行う際、必ず集中してチェックする「3大危険部位」が存在します。日常点検で見落としがちなサインを知っておくことで、重大な損壊を未然に防ぐことができます。
危険部位1:踏板の裏側(モルタル充填タイプの鋼板底面)
踏板の表面がコンクリートやモルタルで仕上げられているタイプでは、表面の微細なひび割れから浸入した雨水が底面の鉄板に溜まり続けます。表面上は綺麗に見えても、下から見上げると鋼板がサビで膨らみ、手で触れるとボロボロと崩れ落ちるケースが多発しています。これは典型的な内部腐食のサインです。
危険部位2:柱脚部(コンクリート土台との接地面)
階段を支える支柱の根元は、地面からの跳ね返り水や雨水が最も溜まりやすい弱点です。土台コンクリートの埋め込み部分に水抜き穴がない場合、柱の内部に水が溜まり、見えないところで筒状の鉄骨が紙のように薄くなる「内面腐食」を引き起こします。
危険部位3:踊り場のジョイント部・ボルト接合部
梁とささら桁を繋ぐボルト周辺は、異なる部材の隙間に毛細管現象で水が吸い込まれやすく、異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)も発生しやすい箇所です。赤茶色のサビ汁が筋状に垂れている場合は、すでに内部でボルトの減肉が始まっています。
鉄骨階段 腐食 補修事例として、築28年の木造アパート(全8戸)のケースでは、踏板裏の腐食貫通により居住者が踏み抜きそうになる寸前で発見されました。全面架け替えの見積もりは380万円に達しましたが、健全な柱とささら桁を生かし、傷んだ踏板のみを4.5mm厚のボンデ鋼板で溶接補強した上で防滑シートを全面施工した結果、総額120万円台で新築同等の強度と美観を回復させることに成功しています。