服についたペンキの落とし方!乾いた後の裏ワザと水性・油性別の染み抜き術
服についたペンキの落とし方!乾いた後の裏ワザと水性・油性別の染み抜き術の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
ペンキが衣服についた瞬間の初動対応によって、その衣服が元通りになるかどうかの9割が決まります。現場で最もやってしまいがちな失敗が、慌てて水やおしぼりで力任せにゴシゴシとこすってしまう行為です。こすることで塗料が繊維の隙間へ深く押し込まれ、色素が広範囲に広がって修復不可能な状態に陥ります。
塗料がまだ乾いていない状態であれば、まず乾いたティッシュペーパーや不要な布を使い、表面の余分なペンキをつまみ取るように優しく吸着させます。この際、押し付けずに「すくい取る」感覚で行うのがポイントです。その後、裏側に当て布(タオル等)を敷き、水を含ませた布やウエットティッシュで軽く叩く(タッピングする)ようにして、表面の塗料を裏側の当て布へ移行させます。
また、熱湯をかける行為も厳禁です。水性塗料に含まれる樹脂成分やタンパク質由来のバインダーは、熱によって変性し、繊維に焼き付いて落ちなくなる性質を持っています。初期対応では必ずぬるま湯(30℃〜40℃以下)または常温の水を使用してください。