製本テープの貼り方決定版!契約書の袋とじや角の処理・シワ防止の極意
製本テープの貼り方決定版!契約書の袋とじや角の処理・シワ防止の極意の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
市販されている製本テープの代表格であるニチバン製をはじめとする高品質テープには、綺麗に貼るための工夫があらかじめ施されています。その機能を最大限に活かすニチバン製本テープの使い方と、プロが実践する5つの基本ステップを解説します。
ステップ1:ホッチキス芯の完全フラット化
書類をホッチキスで綴じる際、一般的なステープラーでは裏面の芯が丸く盛り上がります。この凹凸がテープの浮きやシワの直接原因となるため、フラットクリンチ機能付きのホッチキスを使用するか、留めた後にペンの裏や定規の角を使って芯を平らに入念に押し潰しておきます。綴じる位置は紙の端から3〜5mm程度の内側に揃えるのが理想です。
ステップ2:テープの長さを「書類の縦幅+2〜3cm」でカットする
仕上がりを美しく整えるためには、書類の天地(上下)それぞれに約1〜1.5cmの余白を持たせてテープを裁断します。紙のサイズぴったりの長さで切ってしまうと、わずかなズレがそのまま端部の露出につながるためです。
ステップ3:中央のスリット(剥離紙の半分)のみを剥がす
多くの製本テープの剥離紙には、縦中央に切れ目(スリット)が入っています。まずは片側の剥離紙だけを剥がし、もう片面は剥離紙を付けたままの状態を維持します。これがブレを防ぐ最大のポイントです。
ステップ4:表面(おもて面)から位置を決めて圧着する
書類を平らなデスクに置き、露出した粘着面を書類のオモテ側の綴じ代(約10〜12mm幅)に慎重に乗せます。このとき、上から手で撫でるのではなく、プラスチック定規に当て布(ティッシュペーパー等)を巻いたものを使い、中心から外側へ向けて空気を押し出すように滑らせて密着させます。
ステップ5:背表紙を包み込み、裏面へ折り返す
オモテ面が完全に固定されたら、書類を立てて背表紙にテープをしっかりと密着させます。親指の腹を使って背の角をしっかり折り目づけしながら、残りの剥離紙を少しずつ剥がしつつウラ面へと巻き込みます。最後に再度定規を使って全体を均一に圧着すれば、気泡もシワも一切ない滑らかな平面が完成します。