Hdpe(高密度ポリエチレン)とは?特徴やLdpe・Ppとの違いを徹底解剖
Hdpe(高密度ポリエチレン)とは?特徴やLdpe・Ppとの違いを徹底解剖に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
工業製品の設計や日用品選びにおいて、HDPEを採用する際の判断材料をメリット・デメリットとして整理します。
HDPEの主なメリット
- 圧倒的な耐薬品性:酸、アルカリ、有機溶剤、エタノールに対して極めて安定。
- 軽量かつ強靭:水に浮く比重(0.95前後)でありながら、引っ張り・引き裂きに強い。
- 優れた防湿性:水蒸気透過率が低く、湿気を嫌う粉末薬品や食品の長期保護に最適。
- 高い食品衛生性:添加剤の溶出が少なく、厚生労働省の食品衛生法・ポジティブリストに適合。
- 優れたリサイクル性:単一素材としての熱可塑性が高く、マテリアルリサイクルが容易。
HDPEの主なデメリット
- 接着性・印刷性の低さ:表面張力が低く不活性なため、コロナ放電処理や特殊プライマーを行わないと塗料や接着剤が定着しない。
- 透明度の低さ:結晶構造のため白濁し、PETやアクリルのような完全な透明度は出せない。
- 耐熱限界の低さ:120℃を超える高温殺菌(レトルト殺菌など)や電子レンジ加熱には対応不可。
世界共通の「HDPEリサイクルマーク(SPIコード#2)」
プラスチックの国際リサイクル識別表示(SPIコード)において、HDPEには三角形のリサイクルマーク内に「2」、下部に「HDPE」または「PE-HD」と表記されます。PET(コード1)に次いでリサイクル体制が世界中で確立されており、回収後は再生パレットや擬木、土木資材へと効率的にマテリアルリサイクルされています。