ナス追肥の成否は花で決まる!秋まで大量収穫を叶える肥料術2026

ナス追肥の成否は花で決まる!秋まで大量収穫を叶える肥料術2026に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

ナスの旺盛な生育を支えるには、肥料ごとの特性を把握し、場面に応じて正しく使い分けることが求められます。土壌中で微生物に分解されてゆっくりと持続的な効果を発揮する有機肥料、速効性と持続性のバランスに優れる化成肥料、そして吸収が最も早く緊急処置に適した液体肥料の特徴をまとめました。

肥料の種類施肥量と投与間隔の目安効き始めと持続期間最適な活用シーンと注意点普通化成肥料
(8-8-8等)
地植え:20〜30g/株(2〜3週に1回)
鉢植え:10g/株(1〜2週に1回)施肥後3〜5日で発現
持続期間:約3〜4週間基本の定期追肥に最適。扱いやすく臭いもない。与えすぎによる濃度障害に留意。固形有機肥料
(油かす・ボカシ等)
地植え:30〜40g/株(月1回)
鉢植え:15〜20g/株(3週に1回)施肥後1〜2週間で発現
持続期間:約1〜1.5ヶ月味の向上や土壌団粒化を狙う場合に向く。即効性はないため肥料切れの救済には不向き。即効性液体肥料
(ハイポネックス等)
500〜1000倍希釈液を
週1回の頻度で土壌潅注施肥後数時間〜翌日
持続期間:約3〜5日間短花柱花が出た際の緊急チャージや、真夏の根の吸肥力低下時、プランター栽培の補助に必須。

追肥を与える際、肥料の種類と同じくらい重要なのが「肥料を置く場所と根元からの距離」です。植物の根は、新しい養分や水分を求めて外側へ向かって伸びています。特に効率よく養分を吸収するのは、根の先端付近に生える微細な「根毛」です。この根の先端位置は、地上部の「枝葉が最も外側に広がっているライン(葉先の下)」とほぼ一致しています。

初期の追肥では株元から15〜20cmほど離れた位置に施しますが、株が大きく育った盛夏期には、株元に肥料を置いても太い支持根があるだけで養分をほとんど吸収できません。それどころか、肥料の塩類濃度によって根が水分を奪われる「肥料焼け」を引き起こし、株を枯らす原因になります。成長後は畝の肩口や通路部分に溝を掘って埋める「溝施肥」や、マルチをめくって外側にパラパラと散布する「ばらまき施肥」を行い、土と軽く混和(中耕)して水やりを行いましょう。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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