ナス追肥の成否は花で決まる!秋まで大量収穫を叶える肥料術2026
ナス追肥の成否は花で決まる!秋まで大量収穫を叶える肥料術2026の全貌を詳しく解説してご紹介します。
ナスの旺盛な生育を支えるには、肥料ごとの特性を把握し、場面に応じて正しく使い分けることが求められます。土壌中で微生物に分解されてゆっくりと持続的な効果を発揮する有機肥料、速効性と持続性のバランスに優れる化成肥料、そして吸収が最も早く緊急処置に適した液体肥料の特徴をまとめました。
追肥を与える際、肥料の種類と同じくらい重要なのが「肥料を置く場所と根元からの距離」です。植物の根は、新しい養分や水分を求めて外側へ向かって伸びています。特に効率よく養分を吸収するのは、根の先端付近に生える微細な「根毛」です。この根の先端位置は、地上部の「枝葉が最も外側に広がっているライン(葉先の下)」とほぼ一致しています。
初期の追肥では株元から15〜20cmほど離れた位置に施しますが、株が大きく育った盛夏期には、株元に肥料を置いても太い支持根があるだけで養分をほとんど吸収できません。それどころか、肥料の塩類濃度によって根が水分を奪われる「肥料焼け」を引き起こし、株を枯らす原因になります。成長後は畝の肩口や通路部分に溝を掘って埋める「溝施肥」や、マルチをめくって外側にパラパラと散布する「ばらまき施肥」を行い、土と軽く混和(中耕)して水やりを行いましょう。