プロ直伝のチャイナボタン作り方!釈迦結びと100均紐で失敗しない秘訣
プロ直伝のチャイナボタン作り方!釈迦結びと100均紐で失敗しない秘訣の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
チャイナボタンの心臓部であるチャイナボタン釈迦結びの作り方は、仏教の釈迦の頭部(螺髪)に似ていることからその名が付けられた伝統の結び技法です。ここでは、迷子にならず最短で美しい球体を作るチャイナボタン初心者向け簡単レシピの手順をステップ形式で伝授します。
用意する紐の長さは、初心者なら余裕を持って1本あたり45cm〜50cm(太さ約2mm)を用意してください。
ステップ1:指の上で「二重の輪」を交差させる
左手の人差し指と中指を少し開き、紐の中央を指の腹側に当てます。左右の紐をそれぞれ指の背側に回し、時計回りに交差させて二重の輪(フレーム)を作ります。このとき指を締め付けすぎず、紐が滑り落ちない程度の適度なテンションを保つのがコツです。
ステップ2:紐端を互いの輪の底からくぐらせる
右側の紐端を取り、左側にできた輪の下をくぐらせて上部へ引き出します。続いて左側の紐端を、右側の輪の隙間を縫うように互い違いに通します。この段階では「籠のような編み目」が指の上に乗っている状態になります。
ステップ3:指から外して「カゴ状」から「球体」へ整流する(最重要)
指からそっと編み目を抜き取ります。ここで絶対に紐を強く引っ張ってはいけません。目打ち(千枚通し)または太めのとじ針を用意し、結び目の中で走っている紐のルートを1本ずつ確認しながら、余分なたるみを少しずつ送り出していきます。時計回りに1周、2周と徐々に輪を小さくしていくことで、直径約8mm〜10mmの美しい球体が自然と立ち上がります。
ステップ4:受け側となるチャイナボタンループの作り方
ボタンを留める相方(雌側)のループは、作った釈迦結びの玉が「少し抵抗を感じながらパチンと通るサイズ」に設定します。紐をU字に折り返し、根元を細い同色糸でしっかりと巻き留めるか、後述する平結び・吉祥結びなどの飾り結びで固定します。玉の直径が8mmの場合、ループの内径は約18mm〜20mmがジャストフィットする黄金比率です。
ステップ5:チャイナボタン端の処理とほつれ止め
形が完成したら、余分な紐をカットします。化繊(ポリエステル・ナイロン)のアジアンコード飾り結びを使用した場合は、切り口から2mmほど残してライターの青い炎で一瞬だけ炙る「ヒートカット(熱圧着)」を行います。溶けた樹脂が固まることで永久にほつれません。レーヨンや絹、綿混の江戸打紐チャイナボタンを制作した場合は熱で焦げてしまうため、手芸用速乾クリアボンドまたはほつれ止め液(ピケ等)を断面に浸透させて完全に乾燥させます。