側弯症でやってはいけないこと一覧!悪化を防ぐNg習慣と正しい対策

側弯症でやってはいけないこと一覧!悪化を防ぐNg習慣と正しい対策の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

側弯症と診断された際、多くの人が「背筋や腹筋を鍛えて歪みを自力で支えよう」と考えがちです。しかし、医学的な見地から見ると、無計画な筋力トレーニングや特定のスポーツはカーブを急速に進行させる要因になり得ます。側弯症は単に背骨が左右に曲がるだけでなく、椎体そのものが捻れながら立体的に変形する「三次元的な変形」だからです。

特に注意すべきなのは、身体の片側だけに強い回旋力や衝撃が加わる運動です。ゴルフやテニス、バドミントン、野球のバッティングのように一方向へフルスイングを繰り返す片側優位のスポーツは、凸側の筋肉と凹側の筋肉のアンバランスをさらに助長します。また、新体操やバレエ、体操競技などで頻繁に行われる極端な背骨の後屈(強く反らす動作)は、椎骨の後方要素に過剰なストレスを与え、脊椎の変形を加速させるリスクを孕んでいます。

筋力トレーニングにおいても注意が必要です。バーベルを肩に担いでのスクワットやデッドリフトなど、背骨に対して垂直方向に強い軸圧(上からの重力負荷)がかかる種目は避けるのが賢明です。背骨が曲がっている状態で上方から過大な重量を加えると、カーブの頂点にかかる負荷が跳ね上がり、椎体の楔状(けつじょう)変形を進行させる直接的な圧力となります。

運動自体を完全に禁止する必要はありませんが、「負荷のかけ方」と「フォームの特性」を厳密に見極める姿勢が欠かせません。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest