コンディショナーとリンスの違いとは?正しい順番と美髪ケアの真相
コンディショナーとリンスの違いとは?正しい順番と美髪ケアの真相に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
日常会話では混同されがちな「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」ですが、化粧品工業会や毛髪科学の定義において、作用する毛髪の深さとアプローチは明確に区別されています。
毛髪は外側から「キューティクル(毛表皮)」「コルテックス(毛皮質)」「メデュラ(毛髄質)」という3層構造で成り立っています。かつて石鹸シャンプーが主流だった時代、アルカリ性に傾いた毛髪を中和し、きしみを防ぐために登場したのがリンス(Rinse=すすぐ)の起源です。現代のリンスは、カチオン界面活性剤と少量の油分で毛髪表面を薄くコーティングし、指通りを滑らかにして静電気を防ぐ役割に特化しています。
一方、コンディショナーはリンスの機能を拡張させた位置づけにあります。キューティクルの表面を保護するだけでなく、キューティクルの隙間からわずかに浸透して水分と油分のバランスを整え、しなやかさを与える保湿成分が含まれています。これらに対して、トリートメントは毛髪内部のコルテックスにまで加水分解ケラチンやCMC(細胞膜複合体)類似成分を浸透させ、ダメージホールを埋めてキューティクル保護と補修効果を同時に発揮する設計となっています。