愛猫の目やにの色でわかる病気と原因|正しいケアと受診目安
愛猫の目やにの色でわかる病気と原因|正しいケアと受診目安の要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
保護した子猫や生後数週間の幼猫において、「目やにが固まり両目が完全に塞がって開かない」という痛ましい状況に直面することがあります。これは単なる汚れではなく、獣医学的に一刻を争う救急事態です。
子猫の目やにで目が開かない状態を放置すると、まぶたの裏側と眼球表面の結膜が癒着する「眼球結膜癒着」を引き起こし、不可逆的な視覚障害や失明につながる恐れがあります。さらに、まぶたの内側に膿が溜まり続けることで眼圧が上昇し、角膜に穴が開く角膜穿孔(せんこう)へと悪化するリスクも極めて高いのが実情です。
もし目の開かない子猫を発見した場合は、無理に指でこじ開けてはいけません。人肌程度(約38℃)のぬるま湯で湿らせた清潔なガーゼやコットンを目元に数分間当て、固まった分泌物を十分にふやかしてから、優しく外側へ滑らせるように拭き取ります。その後、保温を保ちながら直ちに動物病院を受診し、適切な抗生剤点眼薬や抗ウイルス薬の投与を受けてください。