日本酒と焼酎の決定的な違いとは?度数・糖質・太りやすさと二日酔いの真相

日本酒と焼酎の決定的な違いとは?度数・糖質・太りやすさと二日酔いの真相について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

日本酒と焼酎を分ける最大の境界線は、酒類の分類における「醸造酒」か「蒸留酒」かという製造工程の根本的な違いにあります。この違いが、アルコール度数や風味、栄養成分のすべてを決定づけています。

日本酒は、精米した米に米麹と水を加え、酵母の力でアルコール発酵させて造る「醸造酒」です。酵母は自らが生み出すアルコールの濃度が高くなりすぎると死滅してしまうため、発酵だけで得られる度数には自然の限界があります。そのため、日本酒のアルコール度数は一般的に15度〜16度前後(原酒でも17〜20度程度)に落ち着きます。

一方の焼酎は、原料を発酵させてできた醪(もろみ)を加熱し、沸点の差を利用してアルコール成分だけを気化・冷却して抽出する「蒸留」という工程を経ます。水分よりも沸点が低いアルコール(約78.3度)を集中的に集めるため、エキス分は残りませんが純度の高いアルコール原液が生成されます。その結果、焼酎のアルコール度数は20度〜25度が主流であり、原酒や甲類焼酎では35度前後に達するものも珍しくありません。

原料の多様性にも大きな違いが存在します。日本酒が基本的に「米・米麹・水」のみ(特定名称酒以外は醸造アルコール含む)で仕込まれるのに対し、焼酎は麦、さつまいも(芋)、米、黒糖、そばなど極めて多彩な主原料が用いられ、蒸留方法によって原料由来の豊かな芳香をそのまま残すことができます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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