怖いはずが爆笑?面白い心霊写真の真相とじわじわ笑える心理学
怖いはずが爆笑?面白い心霊写真の真相とじわじわ笑える心理学について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。
不気味な写真を見た際、一撃で笑い飛ばすのではなく、見つめているうちに「後から猛烈におかしさが込み上げてくる」現象があります。この心霊写真 じわじわくる 理由を読み解く鍵は、認知心理学における「パレイドリア現象」と、古典的な笑いの理論である「緊張の緩和」にあります。
心霊写真 パレイドリア現象とは、壁のシミ、木の節、トーストの焦げ目といった本来は無秩序な視覚パターンの中に、脳が自動的に「人間の顔」や「知っている形」を見出してしまう心理作用です。太古の時代、人類は天敵や仲間の表情を瞬時に見分けることで生存率を高めてきました。そのため人間の脳には、3つの点(逆三角形の配置)を見ると無意識に「目と口」と認識する原始的なプログラムが備わっています。
心理学の研究によると、写真の中に顔を認識した瞬間、脳の扁桃体は防衛反応として「警戒モード(緊張)」を発動させます。しかし、視覚野からの情報が精査され、「ただの木目」「ただの洗濯物のシワ」だと判明した瞬間、危険信号は一気に解除されます。18世紀の哲学者カントが「笑いは、張り詰めた期待が突如として無に帰したときに生じる」と論じ、上方落語の祖・桂枝雀が「笑いは緊張の緩和である」と定義した通り、張り詰めた恐怖のテンションが一瞬でゼロに落ちた際、脳内で生じる落差エネルギーが「笑い」へと変換されるのです。
さらに、その「見間違いの対象」が滑稽な形状であればあるほど、笑いの余韻は長く残ります。恐怖心を持って凝視すればするほど、「なぜ自分はこんな情けないものに怯えていたのか」という自己ツッコミの感情が芽生え、じわじわとした持続的な面白さへと昇華していきます。