鳥取発「白バラ牛乳」が全国で愛される理由と東京・関西取扱店まとめ
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白バラ牛乳を一口飲んだ瞬間に広がる上品なコクと、喉を通った後に残る澄んだ甘み。この独自の風味を生み出しているのは、製造元である大山乳業農業協同組合(鳥取県琴浦町)の極めて特異な組織構造と製造フローです。
日本国内の多くの乳業メーカーは、複数の地域や農協から生乳を買い集めてブレンド製造を行っています。しかし大山乳業農協は、鳥取県内のすべての酪農家が自ら出資して組織する単一の専門農協です。酪農家自身がプラントを所有し、牛の飼養管理から搾乳、集乳、殺菌・充填、出荷に至る全プロセスを一元管理しています。
集乳から製品化までのスピードは業界内でも群を抜いています。県内の各牧場で搾られた生乳は、徹底した温度管理のもとで速やかに工場へ運ばれ、生乳本来の風味を損なうことなくボトリングされます。乳牛の健康状態や飼料へのこだわりはもちろんのこと、生乳中の細菌数や体細胞数を厳しく管理する自主基準は、国の公定基準を大きく上回る厳格さを誇ります。
白バラ牛乳の成分・カロリーの基本スペックを確認すると、無脂乳固形分8.5%以上、乳脂肪分3.6%以上となっており、200mlあたりのエネルギーは約138kcal(100mlあたり約69kcal)です。過度な脂肪分の添加を行わない成分無調整牛乳でありながら、驚くほどの豊かなコクが感じられるのは、ベースとなる生乳そのものの鮮度と純度が高い証拠です。