ワイヤーフォックステリアは飼いにくい?プロが暴く性格と真の飼育難易度

ワイヤーフォックステリアは飼いにくい?プロが暴く性格と真の飼育難易度についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

ワイヤーフォックステリアを飼う上で避けて通れないのが、被毛管理の特殊性です。「抜け毛が少ない犬種」と紹介されるケースが散見されますが、これは半分正解で半分は誤解を含んでいます。

本種の毛は硬いワイヤー状のトップコートと柔らかなアンダーコートから成るダブルコート構造です。自然脱落しにくい性質を持つため、部屋の中に毛が舞い散る量は短毛種に比べて少ないものの、「死毛が皮膚上に留まり続ける」という特性を持ちます。これを放置すると通気性が悪化し、頑固な皮膚炎の原因となります。

本来の硬い毛質と鮮明なタン(茶)・ブラック・ホワイトのコントラストを保つためには、「プラッキング(Plucking)」と呼ばれる特別な技法が必要です。これは専用のトリミングナイフや指先を使い、古くなった毛を定期的に引き抜いて新しい強い毛の発育を促す伝統的ケアです。

しかし、現代の一般的なトリミングサロンではプラッキングに対応できる技術者が限られており、施術可能なサロンを探す手間や、1回あたり1万5,000円〜3万円程度という高額な維持費が発生します。バリカンによるクリッパー仕上げを選択することも可能ですが、数回バリカンを入れると毛質が急速に柔らかく退色し、テリア特有のワイヤー感や鮮やかな柄が薄れていく点は事前に覚悟しておく必要があります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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