扇状地とは?三角州との違いや果樹園が多い理由・防災リスクを徹底解説

扇状地とは?三角州との違いや果樹園が多い理由・防災リスクを徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

詳細を見る

扇状地とは、山間部を流れてきた急流河川が平野部や盆地へと流れ出る場所(谷口)を起点に、運搬されてきた土砂が扇形に堆積してできた傾斜地を指します。山あいの狭い谷を勢いよく流れてきた水流は、広い平野に出た瞬間に流速が一気に衰えます。その結果、水流が運んできた大きな岩石や小石、粗い砂を支えきれなくなり、谷口を中心として同心円状に土砂を撒き散らすように堆積させることで形成されます。

扇状地は断面および平面構造から、谷口に近い順に「扇頂(せんちょう)」「扇央(せんおう)」「扇端(せんたん)」の3つのゾーンに明確に区分されます。粒の大きさや水の挙動が異なるため、それぞれ景観や生活環境が一変します。

中学地理における扇状地の見分け方としては、地形図上で「等高線が谷口を要(かなめ)として同心円状に広がっているか」「等高線の間隔が山地ほど密ではないものの、一般的な平野部に比べて等間隔で緩やかに傾斜しているか」を確認するのが鉄則です。さらに、後述する果樹園の地図記号や川の表記途切れ(水伏)が組み合わさっていれば、扇状地と即座に判別できます。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest