マクドナルド値上げで客離れは本当か?客数減少と最高益のカラクリ

マクドナルド値上げで客離れは本当か?客数減少と最高益のカラクリとはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

マクドナルドの価格改定により、ファストフード業界全体の勢力図に地殻変動が起きています。これまでマクドナルドの絶対的な強みであった「圧倒的安さ」が薄れたことで、モスバーガーやバーガーキングといった競合他社との価格差が大幅に縮まりました。

主要3社の現状におけるポジショニングと価格帯を比較したのが以下の表です。

ブランド名定番セット価格帯(目安)主な強み・訴求点編集部の見解・ユーザー層の変化マクドナルド約700円 〜 900円圧倒的な店舗数、提供スピード、モバイルオーダー利便性安さ目的から「手軽さ・時間短縮」重視へシフト。セット800円台に対する割高感の克服が課題。モスバーガー約850円 〜 1,050円国産生野菜の安心感、できたてのクオリティ、落ち着いた空間マックとの価格差が100〜150円程度に縮まったことで、「品質重視」の層が再流入。バーガーキング約750円 〜 1,100円(お得セット有)直火焼きビーフの本格感、ボリューム、定期的な割引キャンペーン割引クーポン利用時のコスパが際立ち、食べ応えを求める男性層・若年層の流入が加速。

このように、「マック=格安」という固定概念が崩れたことで、消費者は「同等の金額を出すなら、もう少し足してモスやバーガーキング、あるいは牛丼チェーンや定食屋に行こう」という比較検討をシビアに行うようになっています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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